ボクシング計量オーバーの失態はなぜ!それでも試合は行われるって?

谷口&石澤メイン

ボクシングで試合前に行われる計量、大体はクリアし選手同士がにらみ合うシーンって、よくテレビでもみかけますよね。

ですが、クリアできなかった選手もいるわけです。

その場合試合はどうなってしまうのか、気になるところですね。

今回は、2022年4月22日後楽園ホールで行われる「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」でその失態が現実になりましたので、例にとって調べてみたいと思います。

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目次

挑戦者石澤開|計量オーバーの失態はなぜ!

谷口&石澤
画像:Yahooニュース

前日軽量で会場がざわめく

チャンピオン谷口将隆を倒すべく、挑戦者として石澤開がチャレンジするこの試合が、その前日軽量でとんでもないことが。

21日に行われた、前日軽量で挑戦者石澤開が50.1㎏という結果に会場はざわめいたそうです。

それもそのはず、ミニマム級軽量のクリア条件は、105ポンド (47.627kg) 以下と決まっているからです。

挑戦者の石澤開が2.5kgもオーバーするという失態を起こしてしまう前代未聞の出来事。

2時間の猶予後の再計量でも49.9㎏・・・

もちろん、チャンピオン谷口将隆は47.6㎏で問題なく余裕のクリアしています。

日本人で世界戦に体重超過したのは、2018年4月の比嘉大吾以来2度目だそうです。

なぜ計量オーバーしたのか

挑戦者石澤開は軽量オーバーした理由を次のように述べています。

「(減量は)途中までいつも通りでしたが、昨日(20日)の午前中に突然体調を崩してしまった。休憩を挟んで夜にやろうとしましたが、結局間に合わず、こういう形になってしまった」

引用元:THE ANSWER

これが本当なのかどうかはわかりませんが、プロとして言い訳はしてほしくなかったですね。

ですがこの結果に、いちばん憤りを感じているのはチャンピオン谷口将隆でしょう。

チャンピオン谷口将隆は挑戦者を迎えるべく、きっちり調整してきたにもかかわらず、チャンピオンに挑戦する石澤開が調整できずに2.5㎏もオーバーしたのですから心の中は煮えたぎっているかもしれないですよ。

過去にも世界戦でこういった例がありました。

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2018年バンタム級世界タイトル戦 山中慎介対ルイス・ネリ

2018年3月1日におこなわれた山中慎介対ルイス・ネリの世界タイトル戦でもまさかの出来事がありました。

バンタム級の計量クリア条件は53.3㎏。

挑戦者:山中慎介は無事クリアするも、チャンピオン:ネリの体重は55.8㎏となんと2.3㎏もオーバーしていたんです。

2時間後の再計量でも、54.8㎏で1.3㎏オーバー。

この結果に、挑戦者山中慎介は「ふざけるな」と涙を流したそうです。

この試合には因縁があり、前年に当時チャンピオンだった山中選手をネリ選手が倒し新王者となっていたからです。

なので、挑戦者山中慎介は王座奪還に向けて、最高な状態に調整してきたはず。

悔しい思いが伝わってきます。

残念ながらこの試合は、ネリ選手が勝ったので王者奪還はかないませんでした。

計量オーバーしたチャンピオンはどうなるの?
計量オーバーしたのに試合が行われた?

という疑問が出てきますよね。

そのあたり、見てみましょう。

 

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計量オーバーした場合どうなるの?

失敗イメージ

ボクシングは階級が細かく分かれていて、2㎏違うだけで階級が変わるほどです。

そのため、体重差があると危険であるとみなされます。

試合自体は、お互いの話し合いによって決行されるかどうか決まるようです。

それは、後程お話ししますので、まずは計量オーバーした場合どうなるのか見てみましょう。

今回のチャンピオン谷口将隆VS挑戦者石澤開の場合

チャンピオン谷口将隆は軽量はクリアしているので問題ないのですが、もしクリアしていなかった場合はその場で王者剝奪となってしまいます。

挑戦者石澤開は計量オーバーしているため、もし勝ったとしても王者にはなれないということです。

なので、石澤開選手が勝った場合は王者空席となるわけです。

2018年バンタム級世界タイトル戦 山中慎介対ルイス・ネリの場合

チャンピオンルイス・ネリが計量をオーバーしてしまっているので、その場で王者剥奪となっています。

一方、挑戦者山中慎介は無事計量をクリアしているので、勝てば王者奪還だったのですが残念ながら負けてしまったのでかないませんでした。

なので、この試合後は王者空席となっていました。

こういった、計量をクリアしなければ試合が成り立たないのに、なぜ試合が行われるのでしょう。

 

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試合が行われる理由とは?

ボクサーイメージ

現在ボクシングには、WBA・WBC・IBF・WBOの4団体があり、その規約に沿って決められるのですが、今回の谷口将隆VS挑戦者石澤開はWBOの規約に沿う形で決められます。

WBOでは挑戦者が体重超過した場合、試合を行うか中止するかはプロモーターが判断するということになっています。

今回の場合「9対1」で反対意見が多かったようです。

ですが、話し合いで当日ゴングの3時間前の午後5時30分に計量がおこなわれ、挑戦者石澤開の体重が50.6㎏以下であることを条件に試合が行われることとなったそうです。

この背景には、ボクシングも興行であり、チケットも売れ協賛者もいるため試合を流すことはできないという苦渋の判断。

しかし、この試合はかなり危険ともいわれています。

現在の挑戦者石澤開の体重は2階級も上のフライ級にあたります。

当日計量の後、3時間も時間があるので、挑戦者の体重が増える可能性もあり反対意見が多かったそうです。

チャンピオン谷口将隆のとっては、「勝てばいい」とは言っているらしいですが、勝っても負けてもリスクの大きいものになるのは間違いありません。

敗れた場合には渡辺会長がチャンスを与えると約束をして最終的にチャンピオン谷口将隆は了承したそうですが、もしリスクだらけのこの試合に負ければ王者剝奪となるのですから、心境は複雑なのではないかと思います。

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まとめ

今回は、2022年4月22日後楽園ホールで行われる「ボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ」を例にとって、計量オーバーした場合をお話しさせていただきました。

計量オーバーの選手がいても試合が行われるというのは、どうも納得は行きませんが、ボクシングも興行ということを考えると致し方ないのかと思ってしまいます。

ですが、リスクのある試合なので心配ですね。

計量でオーバーしてくるような選手には、この先いい試合は望めないのではないでしょうか。

プロ意識を持ってもらいたいと思うところです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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