若干20歳ながら、日本の球界で華々しい活躍を見せたロッテ・佐々木朗希投手。
4月10日の試合で完全試合を達成しました。
そして次の先発も、8イニング1人も走者を出さない完璧なピッチングで、世界中の野球ファンの注目の的となりました。
17イニング完全投球を成し遂げ、最後は監督の采配で降板しましたがほぼ完全試合でした。
この佐々木朗希投手の活躍には、メジャーのスカウトも注目しており海外でも話題になっています。
将来、佐々木朗希投手はメジャーに行ってしまうのでしょうか。
今回は、佐々木朗希投手はメジャーでも通用するのか?海外の反応などを交え、お話ししたいと思います。

佐々木朗希投手はメジャーで通用する?≪完全試合≫
2022年4月10日 ロッテ対オリックス戦
2022年4月10日に行われたZOZOマリンスタジアムでの対オリックスで、誰一人も塁に出さない完全試合を達成。
これは 1994年5月18日・巨人対広島で槙原寛己投手が達成して以来、28年ぶり、16人目の快挙となりました。
若干20歳のルーキーのここまでの活躍は、今までに記憶にないですね。
そして、この試合ではあと5つの記録ができました。
- 19奪三振
1試合奪三振数日本記録タイ
- 13者連続三振
連続打者奪三振日本記録 - 34イニング連続三振
日本歴代2位 - 20歳5か月で達成
史上最年少 - プロ入り初完封初完投勝利が完全試合
史上初
この後もすごかったですね。
2022年4月17日 ロッテ対日本ハム戦
2022年4月17日に行われたZOZOマリンスタジアムでの対日本ハム戦では、8イニングを完ぺきに抑えるピッチング。
14奪三振を奪い、2試合連続の完全試合目前でロッテの井口監督は佐々木朗希投手を降板させました。
ファンからすると、なぜ?と一瞬訳が分からなくなってしまったと思いますね。
監督、首脳陣からすると無理をさせたくなかった
とうのが本音です。
この試合、8回0-0の緊迫した状況の中、佐々木朗希投手はパーフェクトピッチングでした。
ですが、制球が少し甘くなってきており前回より状態は良くなかったそう。
7、8回には顔にも疲れがでてきていたようで、首脳陣としても佐々木朗希投手を守りたかったのでしょうね。
個人の成績よりもチームの成績です。
1シーズンの先発ローテーションの大事な柱になってきますからね。
・試合後の井口監督のコメント
引用元:Yahooニュース
「素晴らしかったですね。球数? まあ、そうですね。今日は100球…、100球弱と思ってたんですけどね。本当に素晴らしいピッチングで、できれば我々も最後まで見たかったし、ファンの方も見たかったと思いますけど。いろいろ先々考えると、ちょっとあそこが、今日は限界だったのかなと思います。もし(味方が)点を取っていても8回で代わってました。7回終わった時点で朗希がね、ちょっとへばりつつあったんで。何とか8回までと思ってました」
完全試合は日本記録だけじゃなく世界記録に!

これだけの話題、日本だけでは収まりません。
実は、この完全試合世界記録でもあるんです。
- 完全試合・・・世界でも史上最年少記録
- 連続13奪三振・・・世界記録
世界記録とは本当に驚きました。
佐々木朗希投手は世界に名を広めましたね。
佐々木朗希投手はメジャーで通用する?≪投球≫

佐々木朗希投手は今シーズン、速球の平均時速は159㎞/hも出ているんだそうです。
メジャーでもここまでの球速で投げるピッチャーは、メッツのジェイコブ・デグロムただひとりだそう。
変化球の変化量も並外れており、特徴的なのがフォークボール。
佐々木投手の投げるフォークボールは、平均時速146㎞/hのスピードで大谷翔平選手よりも早いようです。
そんなスピードで変化されると、打てないですよ。
速球に変化球を巧みに操るキャッチャーもあわせて、スゴイとおもいますよ!
バッテリーの息があっているのでしょうね。
海外の反応

海外の野球ファンの反応
「世界中の野球ファンを魅了した」
「投手が1試合中に残した成績としてはおそらく現代プロ野球で史上最高と考えられる。」
「佐々木朗希のヒット不可能なスプリッターをご覧あれ」
「1試合19奪三振、マジで? 伝説レベルの数字じゃないか」
「19奪三振で完全試合を達成、しかも佐々木はまだ20歳? どんだけ選ばれし者だよ」
メジャーのスカウトの反応
「佐々木朗希はいつMLBに来ても最高の投手になれる」
「彼のスプリッターは大谷翔平と同じくらい優れている」
海外メディアの反応
「ロウキ・ササキの2回までの直球は99~100マイル(約159.3キロ~160.9キロ)となっている。とにかく現実離れしている」
「メジャーリーグでもトップクラスの活躍ができる」
「完全試合の後に、同じぐらいのパフォーマンスをするのは非常に難しいことだが、ササキはほとんどそれをやってのけた」
「メジャーで過去に23度の完全試合が達成されているが、そのいずれでも15奪三振以上は記録されていない」
まとめ
完全試合を達成した佐々木朗希投手。
世界にも彼の名前は知れ渡ることとなりました。
野球をやっている以上、本場メジャーで投げてみたいという思いもあるかもしれません。
メジャーには「25歳ルール」というものがあり、海外選手獲得に伴う契約金制限の適用年齢があり彼が25歳になる2027年のシーズンの終わりまで待つ必要があると海外メディアは言っていますね。
メジャーに行ってしまうと寂しくなりますが、夢があるならぜひ挑戦してもらいたいですね。
それまで、けがのないようにだけしてほしいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


